アラフィフ主婦、社労士を目指す

アラフィフ現役受験生が綴る社労士受験日記

上流思考『問題が起こる前』に解決する新しい問題解決の思考法

 いつもご覧いただきありがとうございます。

 このブログは2022年の社労士試験に向けての記録になります。

 

数々の話題作を出してこられたヒース兄弟のダン・ヒースが書き上げた労作

『上流思考』の書評が書かれていたのでご紹介します。

心理療法士は薬物依存症患者の回復を促し、人材派遣業者は辞める重役の後釜を探し、小児科医は呼吸困難の子供に吸入剤を処方する。

 

こうした問題に対処できる専門家の存在は勿論ありがたいが、そもそも依存症患者が薬物に手を出さず、重役が仕事に満足し、子供がぜんそくにならない方がずっといい。なのに、なぜ問題の防止ではなく、事後対応にばかり力をいれているのだろう。

 

2009年に僕はカナダのある都市の警察副本部長と話をした。僕が「上流思考」に関心を持ち始めたのは、この会話がきっかけだった。

 

警察は犯罪の防止より後始末に気を取られていると副本部長話してくれた。「泥棒を捕まえることしか眼中にない警察が多いんですよ。」『不良少年を説得しました』というより、『この男を逮捕しました』という方がずっと分かりやすいですから」

 

副本部長は2人の警官の話を例に挙げた。

 

1人は勤務時間の半分を使って、事故が多発する交差点に立っている。彼が存在感を放っているおかげで、ドライバーはいつもより注意を払い、衝突事故を避けることが出来ているかもしれない。

 

2人目の警官は交差点の陰に隠れて、交通違反者を取り締まっている。

 

公共の安全への貢献度は1人目の方が高いのに、褒められるのは2人目だ。努力の成果を証明する違反切符をたくさん持っているのは2人目なのだから。

 

これが、防止より対応が優先されがちな理由の1つだ。下流活動の成果は目立つし、測定しやすい。

 

上流活動の成果はもどかしいほど分かりにくい。たとえば、街角に立つ警官のおかげで、ある家族がいつもより少しだけ気をつけ、事故を起こさずにすんだとする。だが家族は事故を起こさずにすんだとは全く気付かない。警察もだ。

 

「何かが起こらなかった」ということをどうやって証明するのか?たとえば衝突事故の証拠を集めて、件数が減少し始めたら成功したと分かる。だが、たとえ事故防止の取り組みの有効性を確信できたとしても、誰がすくわれたのかを知る事はできない。ただ書類上の数字が減っているのがわかるだけだ。

 

 

上流活動の成果は地味です。上流の成功物語とは、目に見えない英雄たちが主人公のデータで書かれた物語なのです。

 

目立たなくても問題の防止が出来るような暮らしを心がけたいと思いました。

 

今日の問題

次に示す業態をとる株式会社についての安全衛生管理に関する記述のうち、正しいものはどれか?

 

なお衛生管理者及び産業医については、選任の特例(労働安全衛生規則第8条及び同規則第13条第3項)を考えないものとする

 

X市に本社を置き、人事、総務等の管理業務と営業活動を行っている。

 

使用する労働者数 常時40人

 

Y市に工場を置き、食料品を製造している。

 

工場は24時間フル操業で、1グループ150人で構成する4つのグループ系600人の労働者が、1日を3つに区分した時間帯にそれぞれ順次交代で就業するいわゆる4直3交代で、業務に従事している。なお、労働基準法第36条第6項に規定する健康上特に有害な業務に従事する者はいない

 

Z市に2店舗を置き、自社製品を小売りしている。

 

Z1店舗 使用する労働者数 常時15人

Z2店舗 使用する労働者数 常時15人(ただし、この事業場のみ、うち12人は1日4時間労働の短時間労働者)

 

A :X市にある本社には、総括安全衛生管理者、衛生管理者及び産業医選任しなければならない。

 

B:Y市にある工場には、安全委員会及び衛生委員会を設置しなければならず、それぞれの委員会の設置に変えて、安全衛生委員会を設置することができるが、産業医については、その工場に専属の者を選任しなければならない。

 

C:Y市にある工場には衛生管理者を3人選任しなければならないが、そのうち少なくとも1人を衛生工学衛生管理者免許を受けた者のうちから選任しなければならない。

 

D:X市にある本社に衛生管理者が選任されていれば、Z市にあるZ1店舗には衛生推進者を選任しなくてもよい

 

E:Z市にあるZ2店舗には衛生推進者の選任義務はない。

 

前回の記事はこちら

 

main.yumepolly.com

 

解説

今日で最後の解説になります。

E:衛生推進者は、安全管理者の選任を要しない業種の事業場であって、常時10人以上50人未満の労働者を使用するものにおいて選任しなければなりません。Z市にあるZ2店舗は、常時15人の労働者を使用しているので、「選任義務はない」は誤り。

 

長くなりましたが、安全衛生法の事例問題でした。事例問題は一瞬「えっ」となりますが、1つ1つを丁寧に解くと落ち着いて解く事が出来ます。そもそも基礎を理解しているのかを含め、1つ1つ丁寧に問題を解くように心がけたいと思います。

 

今日のひとこと

あなたが今日までに流してきた涙は美しい光の真珠となって戻ってくる

 

社労士試験まであと250

 

 

 

 

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