5人に1人は認知症に?知っておきたい今後の備え①

 いつもご覧いただきありがとうございます。

 このブログは2022年の社労士試験に向けての記録になります。

 

先日社内研修がありましたので、シニアの方を対応するにあたり、どのような心構えが必要なのか知っておくべき内容として記録しておこうと思います。

 

65歳以上の認知症の人は2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人に達すると推測されています。※65歳以上の認知症高齢者数と有病率の将来推計(厚生労働省)より

 

今私達は何をすべきなんでしょうか?

今日は聞き方の心構えをまとめてみます。

ゼロポジション

・自分は聞き手になる

・相手に対する先入観をできるだけ排除して会話する

・聴いている最中は、生じてくる自分の思考を極力抑えながら聴く

・相手の話の途中で、話出さないようにする

・「しかし」「でもね」といった否定的な接続しを出来るだけ使用しないで聴く

 

相手の心の扉を開き、信頼関係を作る為とはいえ、実際にやってみると、時間も集中力も必要とし、非常に難しいです。

 

あくまでも理想の聴き方とし、普段から心がけるようにしたいものです。

それでは、簡単に実行できる方法をご紹介します。

ペーシング

ペーシングとは相手と合わせるという意味です。

人は同じということで、安心感や親近感を覚えます。例えば、異国の地で見知らぬ人が自分と同じ故郷、同じ趣味といったとたん、距離感が近くなったって事ありますよね。

相手の目をしっかりみて、ちゃんと見ているよというメッセージを持ち、メモを取りながら、聞くと良いそうです。

視線の高さを同じにする

相手と同じ高さで視線を合わすと「命令されている」や「尋問されている」という不安がなくなるのだそうです。

話すスピード、雰囲気、言葉使いを合わせてみる

怒っている相手やパニックに陥っている場合は除きますが、基本相手と同じ様にペーシングしてみると雰囲気がよくなるんだそうです。

 

相手と同じを意図的に作り出す事で、相手は「自分の気持ちを分かってくれている」と感じ信頼関係が作りやすくなるそうです。

 

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社会保障関係では、医療の面で知っておくべきことがあります。高額医療費となった場合どうすればいいのか問題をみていきたいと思います。

 

負傷または疾病にかかる健康保険の保険給付の多くは、かかった費用の全額をカバーされない額については、被保険者の自己負担となります。この自己負担額の合計が所定の額を超えた場合に支給されるのが、高額医療費です。

今日の問題

支給要件:高額医療費(大枠)

療養の給付について支払われた一部負担金の額または療養(食事療法及び生活療養を除きます)に要した費用の額からその療養に要した費用につき保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費、家族療養費もしくは家族訪問看護療養費として支給される額に相当する額を控除した額(一部負担金等の額)が著しく高額である時は、その療養の給付又はその保険外併用療養費、療養費、訪問看護療養費、家族療養費もしくは家族訪問療養費の支給を受けた者に対し、高額療養費を支給します。

 

高額医療費の支給要件は

・(  歳)未満の高額療養費

・(  歳)以上の高額療養費(個人単位の外来)

・(  歳)以上の高額療養費(世帯単位入院も含む)

の3つに大別することができます。

 

 

答え

( )の中に入る年齢は70歳です。

 

また、自己負担額が発生するのは、健康保険の保険給付に限った話ではありません。介護保険の保険給付に係る自己負担額も合わせて考慮して、高額介護合算療養費という制度も設けられています。

感想

高額療養費の支給要件や支給に関しての知識があると、療養に必要な費用の負担等の家計に与える影響が事前に分かります。

認知症は誰にでも起こりえる話です。色々な悩みを知り、解決に向けどうサポートしていけばいいのか、考えていく事が大切だと思います。

今日のひとこと

雨は1人だけに降り注ぐものではない。

 

社労士試験まであと292日。

 

 

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