いつもご覧いただきありがとうございます。
このブログは2022年の社労士試験に向けての記録になります。
社労士の勉強をする前にやったこと
社労士試験は500時間の勉強量が必要といわれています。
標準学習期間は6か月。私は6か月では難しいので1年間という期間を設けました。
1年で一発合格なんて狙えるのか?
そう思われるかもしれません。
そこで私は効率よく自宅で勉強できるよう通信講座を利用する事にしました。
ポイント
・やらなくてもいいことを省く
・ポイントを押さえるアドバイス
・効率よく勉強する
結果は誰にもわからない
沢山の資格試験があるなか、合格率が少ないと言われている社労士。どんなに点数が高くても足切りがあると言われ、勉強を諦めた同僚も何人かいます。
3年目に合格された方もいます。
幸か不幸か私は約7年間社会保険関係の仕事に携わってきました。
色々と迷いもありましたが、一度だけチャレンジしようと思ったのです。
フォーサイトに決めた理由
最悪不合格の場合全額返金制度という制度があり条件を満たせば全額返金されるのです。
条件はこちら
◇全ての確認テストにおいて100点を取得すること
◇選択式試験と択一式試験を合わせた専用試験(学力テスト)を1回受験し、得点が学力テスト受験者の上位13%に入る事
※2020年度社労士試験、全国平均合格率6.4%の2倍を保証の基準。
※学力テストはe-ランニング上で、本試験3週間前から本試験2週間までの期間に受験できます。
◇本試験において以下の条件をいずれも満たす事
- 選択式試験及び択一式試験の合格最低点+1点以上であること(例:選択式試験の合格最低点が25点なら26点以上、択一式試験の合格最低点が42点なら43点以上)
- 選択式試験及び択一式試験の15の試験科目における基準点のうち、基準点割れとなった試験科目が1つ以下であること(基準点の引き下げによって基準点をみたした場合には基準点割れの試験科目としては扱いません)
◇本試験前に必要書類を提出すること
テストで実力を発揮したいのは勿論ですが、これだけの具体的な条件まで実力を持ってくれば気持ち安心できると思いました。
なぜ1年?
私は「はてなブログ」が大好きです。
ガネしゃんのブログを1年間お休みしているのですが、「はてな」の皆さんとの交流がしたいです。
後は、惰性になりそうな事。そして試験が1年に1度しかない勉強もしんどいです。
だから「1年」と決めました。
学習内容
試験科目は大きく分けると2つのジャンル。
全10科目から出題されます。
試験科目は「労働関係科目」と「社会保険科目」の2つのジャンルに分かれ、それぞれにつき一般常識科目が設定されています。
出題形式は、空欄に入る語句を語群から選択する「選択式」と5つの選択肢につき正誤を判断する「択一式」があります。
どちらの形式でも、各科目で「基準点」が設定されており、1科目でも基準点割れを起こすと不合格になります。そのため、捨て科目を作ることが許されない一方、テキストの隅々まで理解しようという完璧主義の態度で学習するのもダメというとても難しい試験になります。
労働関係科目
労働基準法
労働時間・休日の規制など、労働者の日々の生活にも直接かかわることです。
現在の仕事はこちらがメインで毎日の実務が復習となります。
学習内容が多いので、仕事としてはほんの一部です。知らなかった事や細かい事が沢山あります。
労働安全衛生法
事業者による健康診断の実施、安全衛生管理体制の構築など、労働者の安全と健康について
この部分には触れた事がないので、新たに勉強しなければなりません。
労働者災害補償保険法
業務中や通勤中の自己で負傷した場合に労災保険から受ける給付について
この部分も何となく知っていると言った感じなので、詳しく学ぶ必要があります。
雇用保険法
失業した場合や働き続けるのが困難になった場合など、雇用保険から受ける給付や雇用保険の加入条件について
ここは少し仕事で触れていましたが、広く浅くでしたので理解を深める必要があります。
労働保険徴収法
労働保険は主に事業主から徴収する保険で運営されています。その保険料の徴収の仕方について
この分野も初めてになります。
労務管理その他の労働に関する一般常識
労働に関する法律、労務管理、労働経済、労働統計について
経済や統計と聞いただけで「難しそう」と構えてしまいますが、一番しっかりと勉強する必要がありそうです。
社会保険科目
健康保険法
普段の生活において負傷したり病気になったりした場合などに、健康保険から受けられる給付について
健康保険は生活するうえで身近に感じる事もあり、勉強しやすいかもしれないと思っています。
国民年金法
全ての国民に加入義務がある国民年金について
以前に実務で携わっていた事もあり、理解度はある程度あるのですが、改正がかなりあり、以前の知識として残っているのが邪魔にならない様に知識を深めていきたいです。
厚生年金保険法
民間企業の労働者や公務員などの被用者が加入する厚生年金について
厚生年金も実務で携わっていたのですが、触れていない分野も多いのと新たなルールがどうなっているのか、気になります。
社会保険に関する一般常識
社会保険に関する法律、社会保障制度全般に関わる知識について
範囲が広すぎて何をどう勉強すればいいのか、分からない状態です。
テキストと講義でしっかり勉強していきたいです。
ポイントは「読解力」と「推論力」
やはり「基本」はどれをとっても大切ですよね。
娘の「無理」と私の「無理」
娘は中学3年生塾に通っています。
最難関と言われる高校を受験する勉強をしています。
「私には無理だ」という娘に「やってみないと分からない」という私。
そんな自分は?「無理だ」と言っている…と振り返った瞬間でした。
この会話もまた、私が社労士を目指すキッカケとなった1つでもあります。
これは娘が通う塾の先生から毎回言われる事ですが、「文脈からじっくりと考えて答えること」
勉強する時、自力で答えがわからなくても『すぐに解答をみないこと』なんですよね。
じっくりと、自分の頭で考える事。
私には、これがなかったのです。
分からない問題はすぐに答えをみて覚える←これ私の勉強法でした(^-^;
つい、楽な方へいってたんですよね。今まで。ひたすら覚えるからすぐに忘れる。
それがこの歳で、子供が受験する時になって今までの勉強の仕方が間違いだったからやり直したいと思うなんて(;・∀・)
覚える勉強は応用がきかないのですよねぇ。
自分の頭で考える。これ凄く大切なのです。分かってはいるけれど…です。
「国語力」が大切なのはここです。
文脈から、日本語としておかしい、しっくりこないものを外すと答えが導き出されるのです。
そういえば実務を通して人に説明する時に「あっ、分かってないな」ということが沢山ありました。実務をしていると、ここだけ説明じゃないのです。全体を知っていないといけないのです。
それはお客さんからの質問で「ちなみに」が多かったりします。
1つ聞いて答えると「じゃあ、この場合は?」と聞かれる事がほとんどで、困るのですよね。分かってないとイチイチ確認しないといけません。
ですので、こういわれた時はこう。そうやって自分の言葉でしっかりと分かりやすい様に説明するには、やはり自分の頭で考えて自分の言葉で説明する必要があるんです。
これは勉強していくのと同じなのですよね。
私が今なら出来るかもしれないと思った理由はここなのかもしれません。
今日の一言
森も分かれ道では人の通らぬ道を選ぼう。すべてが変わる。
byフロスト
本日のポイント
- 自分の頭で考える
- 覚える勉強はやめよう
社労士試験まであと390日。